Creative Commons License photo credit: xtcbz

かつて阪神大震災があった後、しばらくの間ボランティアに近い形で住宅のチェックに回ったことがありました。
その時にかなり多くの建物を見ましたが、意外にもかなり被害を受けているのにも関わらず平気な顔をして住んでいらっしゃる方がとても多かったのを覚えています。
「避難所に行きたく無い」「大丈夫でしょう」 など色々な理由で皆さん住んでいましたが、ある灘区の家は壁も穴が空いているし、壁が斜めになっている家に住んでおられました。
さすがに、強く仮住まいを勧めましたがその後何年かそのまま住んでいたように思います。

今回の震災は長周期と呼ばれる揺れの反復時間が長い地震だったため、阪神大震災のような建物の倒壊は少なかったようですが、あれだけ長い揺れだったので無傷でいられる方が不思議です。
見た目的に建物が大丈夫そうでも、見えない所が痛んでいるケースもあります。 そういう時に見えないところが痛んでいないかチェックするポイントとしては、下記のような点を見て下さい。 (あくまで私見ですので、気になる方は各県の建築士事務所協会などで耐震診断を受けて下さい)

  • 1.基礎にクラックが入っていないか。 基礎のクラックはヘアクラックと呼ばれる細いクラックはあまり心配無いと言われていますが、溝巾の狭いクラックでも基礎を貫通しているようなクラックは要注意です。
  •  2.外壁にクラックが入っていないか。 これも基礎と同じくクラックの種類に注意が必要です。
  • 3.床の勾配が正常か 地震の後なんとなく床が変な感じがしたり、めまいがしそうになったりする場合地盤沈下や液状化の影響で建物が傾いている場合があります。
  •  4.床下の状況 もし、床下収納庫などがあれば懐中電灯などで一度床下に潜って状況を確認して下さい。
  •  5.天井裏の状況 天井点検口などがあれば一度そこから覗いてもらい、金物などが緩んでいないか、変な隙間から外光が入っていないか確認して下さい。

 

以上のような点で少しでも「あれ?」とか「おかしいな・・」と思うような点があるのであれば、やはり専門家に見て貰った方が良いと思います。
ただし、阪神大震災でもそうでしたが一部の悪徳業者や地元以外の建築業者が入ってきている可能性があります。
そういう点では、建築業者では無く、建築士協会や建築士事務所協会、各市町村の相談窓口で相談した方が無難だと思います。

 

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