♪♪西宮、芦屋、神戸、明石で住宅設計やリノベーションやっています。♪♪

 いきなりですが、ご自宅を建築中の皆さんは、工事をお願いをしている業者さんを100%信頼していますか?

 

「家を建ててもらっているんですから、もちろん!」と聞こえて来そうですが、実際は人間がやることに100%と完璧と言うことはありえません。

 

ここ最近は建築基準法の厳罰化や検査体制の確立などチェック体制が整って来て昔のような悪質な欠陥住宅は減って来ていると思いますが、それでもミスは起きます。

 

それを防ぐ為には第三者者検査が一番良いと思いますが、そこまで必要とは思わない方もせめて一度自分でチェックしてみては如何でしょうか?

自分が住む家です、多少時間がかかっても見ておく事は大事な事だと思います。

 

と言うことで今回は、建築の素人さんでも分かる木造建築のチェックポイント「建物躯体工事」編です。

特にミスが多いい部分を取り上げました。

(在来軸組工法を取り上げています)

 

  • ホールダウン金物の取付


ホールダウンというのは、一階の基礎と柱を緊結する大事な金物です。

普段は何もしていませんが、地震の時に建物がガタガタすると柱が上に引っ張られます。この時柱がが引き抜け無いようにする大切なものです。

阪神大震災の時、木造家屋の1階の柱が引き抜かれドミノ倒しの様に建物が壊れたのがきっかけで取り入れられました。

以下悪い見本です。



これは悪い例。

ボルトの頭がナットから出ていません。引き抜きの力が加わった時外れてしまう可能性いがあります。

 


これも悪い例。

ボルトと筋違が干渉してしまい曲がって取付けていますね。

 

  • 帯金物


これは梁と梁を接続くする際に取り付ける金物です。

この金物は最低一枚は取付ける必要があります。

(これだけで接合している訳ではありません)

 

  • 羽子板金物


これも梁と梁を取付ける羽子板金物です。

形が羽子板に似てますね。

これはよくナットが緩んでいたりします。

これも同じように

  • 構造用合板の取付


構造用合板を柱に貼り付ける為のクギ。

これは耐力壁と呼ばれる壁に取付る際、N50という認定を取ったクギで150㎜ピッチで周囲に取付ける必要があります。

ピッチが長すぎたり、クギがめり込みすぎたりするケースが多いです。

150ピッチが基本ですが、200ピッチでも行ける認定商品もあったような・・・。よくお調べ下さい。

  • 垂木止め


屋根の合板の下地を支える垂木を建物に接合する金物です。

これはひねり金物ですが、他にも色々あります。

これも取付け忘れがたま〜にありますね。

  • 火打金物


これは小屋組みが地震や風で変形しないようにする火打と呼ばれるものです。

これはスチール製ですが、木材も使います。

 

このスチール製は取付けるクギを忘れているケースがあります。

 

 

  • 床構造用合板

写真 1 - 2012-08-01
2階や3階の床に貼られている構造用の合板です。

キチンと留められているかチェック!

 

  • 小屋組


小屋組の屋根を支える束と呼ばれる材木は「かすがい」と呼ばれる金物で接合されています。

よく見るとたまに打ち忘れがあります。

これももちろん、これだけで接合されている訳ではありません。

「ほぞ」と呼ばれる加工を木口にしていますので、ご心配なく。たよりない金物ですが、【子はかすがい】

ということわざの元になった金物です。

多分、動く事で振動に対して屋根に加わる力を分散するようになっていると思います。

 

  • まとめ

紹介した部分は一部で他にも筋違いの取付金物や、土台の取付アンカー、など一杯ありますがなんとなく取付が荒そうだったりする現場は気を付けた方が良いですね。

ただし、現在は色んな構法があり上記のような金物を使わない場合もありますので、分からない事は建築士さんなど専門家に相談しましょう。
聞くのは恥ずかしくないですからね~!
と言うことで今回の記事はお役にたちましたでしょうか?



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