
キッチン
・キッチンの設備について
今各キッチンメーカーが出しているキッチンには、ありとあらゆる設備が付いています。
昔のようなシンクと水洗だけがあるキッチンは今も残ってはいますが、新築される方はいわゆるシステムキッチンを選ばれます。
本来のシステムキッチンは欧州などで発達した、どのメーカーのどの商品(パーツ)を買ってきても合うようにしているのが元々のシステムキッチンだと言われています。
先日IKEAに行きましたら、水栓や取っ手、シンクやらありとあらゆる部品が置いてありました。それを組み立てて行く訳です。
ところが日本ではほとんど各メーカーは自社以外の商品を合わせるのは無理なようになっています。 もちろん自社製品であればオプションなどでセレクトする事も可能です。
ちょっと本来の意味から外れていますね。まぁ、それは仕方無いとして、私達設計者を悩ますのは設備のセレクトです。
コンロは今、IHやガスコンロなどがありますが、どちらかと言えばIHの方が勢いがありますね。それに対抗して大阪ガスさんなどは『焙り』などを前面に打ち出して広告しています。当然IHでは焙ったりする事は出来ないので。
IHの良いところは皆さんご存知だと思いますが、安全、煙が出ない、早く沸くなどですね。実際うちでも使っていましたが、今は対応する鍋の種類も多くなり不便さはほとんど感じませんでした。
ガス火はガス火で強火を生かした料理などが出来る人には必須なのだと思いますが、そんな方は多くは無いと思います。
地球温暖化防止の観点から見るとどうか調べていませんが、今はオール電化で深夜電力などを利用し給湯器からもコンロからも二酸化炭素が出ないシステムは合理的な気がしますね。
それから、食器洗洗浄機。
これは実際使われている方も多く、一度使い始めると手放したくないものになると思います。意外と時間がかかり、ゴトゴト音も気になったりしますが楽チン以外何者でもありません。ただ、洗い方を気をつけなければ洗い落としがあったりします。それから意外と食器が入らないので出来れば大きめの物が必要です。
ほんと、全てのキッチンにつけて欲しいくらいですが、予算やキッチンの本体の大きさなどで未だに削られる事も多いのが可哀想です。
レンジフードについては、これも多種多様な商品があります。最近はアイランド型のキッチンにする時はアイランド用のフードを使用したりしますが、昔のものと比べるとデザインも良くなってきました。公団や団地などのレンジフードは 一体誰があんなダサいのを考えたのか気になって仕方ありませんでした。
とにかく、IHの普及でキッチンからもあまり煙が出てこなくなったのですが、やはり手入れは必要です。デザインとあとのメンテナンスのしやすさが重要になってくると思います。
吊り戸棚はこの所重要視されてこなくなったように思います。それは対面型などが増えキッチンの上にデンと大きな吊り戸棚がある家と無い家では ほんとに圧迫間が違います。電動の昇降機が備わっていればいいですが、なかなか吊り戸棚の荷物は出し入れがめんどくさいものです。他に水屋のスペースを設けていれば出来れば無いに越した事はないと思っています。
水栓。これも色んな商品があり、一概に良いものを決めるのは難しいのです。シンク廻りの洗浄を考えるとシャワーホース付が良いとおもいますが、それ以外はデザインだと思います。意外とキッチンの高級感を決めているパーツです。トーヨーキッチンなどはアイランド型の場合だと前と後ろで作業できるように水栓を二つ付けています。
一人では一本で問題ないですが、二人で作業する時は本当に便利では無いでしょうか。